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紅葉

2023年10月20日

紅葉とはどの現象を指すのでしょうか。その定義と語源、紅葉の詳細について説明します。

定義

紅葉とは、秋になり草木の葉が落葉の前に色が変わる現象、また色づいた葉のことを言います。カエデの葉であることが多いため、カエデの別称として使われることもあります。

語源

元々は「もみつ(紅葉つ・黄葉つ)」や「もみづ(紅葉づ・黄葉づ)」という動詞が、名詞化された言葉です。名詞化までの過程で、平安時代以降に濁音化され「もみじ(紅葉)じ」と変化したとされています。

もみじと楓の違い

植物学的には、もみじも楓もカエデ科カエデ属の植物です。そのため植物分類上は区別しませんが、園芸の分野では区別されます。

特徴的なところでは葉の形に違いがあり、葉の切れ込みが多く深いものはもみじ、切れ込みが浅いものは楓と区別されます。また楓の中でも、赤く色づくものは紅葉(こうよう)、黄色く色づくものは黄葉(おうよう)と呼ばれます。

 

葉には、緑色の「クロロフィル」と黄色の「カロチノイド」いう色素が含まれています。秋になって気温が下がってくると、クロロフィルが分解されカロチノイドが表面に出てきて葉が黄色になります。これが黄葉です。

さらに気温が下がると分解されたクロロフィルと葉に中に残っていた糖分が合わさり、「アントシアン」に変わり赤い色素が作られます。アントシアンが増えれば増えるほど葉は赤くなり、綺麗な紅葉になります。

日本が世界で一番美しい紅葉と呼ばれるワケ

日本には多くの紅葉スポットがあり観光名所にもなっています。次に、日本の紅葉が世界で一番美しいと言われる理由を説明します。

日本の紅葉の種類の多様さ

日本には26種類の落葉樹があり、一般的な海外の国々と比べて倍以上の種類があります。そのため赤や緑、黄色やオレンジなど彩り豊かな色彩が紅葉の美しさをより引き立たせています。

日本の落葉樹が多い理由の秘密には氷河期が挙げられます。氷河期には、世界中の落葉樹が氷河に覆われて死滅しました。

しかし、海に囲まれ、急峻な山地形の日本列島にある落葉樹は生き延びたと言われており、長い年月をかけて、日本の紅葉は種類を増やしていったのです。

綺麗な紅葉となるための条件

紅葉には果物やワインのように「当たり年」があります。

毎年10月から12月初旬にかけて北から順番に見ごろを迎える紅葉。鮮やかで綺麗な紅葉になるには、夏には日光に十分に当たり、少しずつ日照時間が短くなって一気に冷え込むことが必要です。そのための条件は以下の3つです。

  • 夏は高温で日照時間が長い
  • 最低気温が8以下の日が続き、日中の寒暖差が大きくなる
  • 適度な湿気がある

紅葉は最低気温が8℃以下になることが条件なので地域や標高によって違います。地域別の例年見ごろや時期はおおよそ以下のとおりです。

  • 北海道:10月中旬~下旬
  • 東北地方:11月中旬
  • 関東地方:11月下旬
  • 中部・北陸地方:11月下旬
  • 関西地方:12月上旬
  • 中国・四国地方:11月中旬
  • 九州地方:11月下旬

紅葉は秋の風物詩です。9月に入り空気が冷たくなってくると、北から順番に色づき始めます。一日の寒暖の差が大きければ大きいほど、色が変わります。

世界一美しいと言われる日本の紅葉は種類も多く、彩り豊かな紅葉を味わえます。

これからの時期に紅葉を楽しんで気分をリフレッシュしましょう。

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