春分の日
2024年3月17日
春分の日とは?
春分の日とは季節の指標を示す「二十四節気」のひとつで、1年で昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことです。毎年3月の20~21日頃に設定され、昔から農作業を本格的に始めるための目安の日にもされてきました。
現在、春分の日は「国民の祝日に関する法律」で祝日と定められ、「自然をたたえ生物を慈しむ日」として記載されています。
また、春のお彼岸は「春分の日」を中日とする、前後3日間の計7日間のことです。昔から春のお彼岸にはご先祖を祀って感謝する風習があります。
季節の変わり目に自然や生物に感謝して、“五穀豊穣”を祈る行事が行われてきたことは、日本の風土で育まれた文化といえるでしょう。
昼と夜の長さがほぼ同じになる日
春分の日が祝日に定められたのは1948年のことです。祝日法によって国民の祝日のひとつになりました。法律上は、春分の日は「春分日」を、秋分の日は「秋分日」を採用することとされています。
「春分日」は昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。この頃を境として昼がだんだんと長くなって夜が短くなっていき、春の訪れを感じられるようになります。そのため、昔から春分の日は、自然に感謝して春を祝福する日とされています。
反対に秋分日の場合は、この頃を境に冬至に向けて昼が短くなり、夜が長くなっていきます。
「二十四節気」のひとつ
春分は、夏至・冬至・秋分などと同じ「二十四節気」のひとつです。二十四節気とは1年を24等分(春夏秋冬を各6等分)にしたもののことで、春分は春の中間にあたります。

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夏至は昼の長さが、冬至は夜の長さがそれぞれ1年でもっとも長くなる日とされています。これら4つの日があることで、より季節の変わり目が分かりやすくなるともいえるでしょう。
春分の日の由来
春分の日の由来は、日本の宮中祭祀のひとつ「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」から来ているとされています。春季皇霊祭は平安時代に始まったとされており、天皇陛下をはじめとする皇族や、神職が参加して儀式が執り行われます。
また、昔は一般の人々も神社や家の神棚でお祭りを行い、先祖を敬い感謝する風習がありました。このような風習から、春分の日は宮中祭祀の重要な日と位置付けられるようになったといわれています。

2024年の春分の日は3月20日
2024年の春分の日は3月20日ですが、この日付は固定されていないため年によって変わります。昨年2023年の春分の日は3月21日でしたが、2025年・2026年はともに3月20日が春分の日に設定されています。
春分の日が毎年違うのはなぜ?日付の決め方は?
前述のとおり、春分の日は毎年同じ日付ではありません。秋分の日も春分の日と同様に、年によって日付が異なります。たとえば、2024年の秋分の日は9月22日、2025年と2026年は共に9月23日に設定されています。
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